質疑応答

プロゲーマーという生活

  • sako:
    「海外のプロゲーマーでも、大半は別の仕事をしながらやっているみたいです。大会のあるときだけ遠征してとか。アメリカだと、国内の大会でも西海岸と東海岸とか、すごく離れることもあったりするので、大会の時は現地に住んでるゲーマーの家にみんなで集まったりしますね。そういうのも楽しいところですね。」
    • ここら辺はアメリカンというか、コミュニティ感覚がオープンなのは大きいなあ。
      家が広いってのもあるけれど、こういう「楽な付き合い」は「ゲームを通じて出来た関係」だからこそ出来ることかも。

ネット対戦中に発生するラグについて

  • sako:
    「ラグと言っても、単に入力のタイミングが画面と数フレームずれるだけなので、
    目を閉じていてもコンボを出せるようになっていれば、あとは遅れて入力するだけなので。
    • 感覚で理解出来る話。
      パソリロでの対戦が良い例で、持ちキャラのFRCなんてのは「派生技として出せる技」という感覚だったりする。

対戦で重要なポイント

  • G:
    「スーパーストリートファイターIVにおいて、コンボの正確さや差し合いなど、勝敗を分けるさまざまな要素がありますが、最も重要なポイントはどんなところですか?
  • sako:
    負けたらくやしいと思う気持ちですね。相手に負けると、くやしいと思って練習して、また強くなります。長い目で見れば、その繰り返しができるかどうかだと思います。」
    • 格ゲー初心者上達講座でも書いているけど、どんなジャンル・勝負事においても、強い人・上手い人ほど「悔しいと思う気持ち」を重要だと語る。
      本気で勝負し、本気で負けた時、そこで悔しがれない人はやはり上に行けないのかもしれない。

今から格ゲーを初めても大丈夫?

  • G:
    「例えば、大会でsakoさんのキャミィを見て「自分もあれをやってみたい」と思ったとして、今から格闘ゲームを始めても強くなれますか?」
  • sako:
    なれると思います。
    世界中の強い人の動画がYoutubeとかニコニコ動画に上がっているので、それを見て、良いところを全部盗めば、相当強くなれますよ。
    格闘ゲームって、昔からずっと同じシリーズが続いてきて、なかなか新規参入が難しかった面がありますけど、今はすごくハードルが下がっているはずです。
    オンライン対戦なら、ある程度自分と同じくらいの強さの人とマッチングされるし、練習して、対人戦で勝てるようになるとすごく面白くなってくると思います。
    • 「ハードルが下がってる」というか、人と人を大量にオンラインで繋げたら生まれたメリットだと言える。

練習時間について

  • G:
    「sakoさんは一日何時間くらい練習するんでしょうか?」
  • sako:
    3時間〜4時間くらい毎日やります。
    コンボの練習は、オフラインで一回完成させてから、オンライン対戦で出せるように2段階で練習しますね。

    対戦だと、思った以上にコンボって出せないものなので、まずオフラインで、なにも考えずにコンボが出せるようになるまで練習して、完成させてから対戦に投入します。」
    • 明確に1日の練習時間を取っているのがさすがプロ。
      さて、自分の練習時間、規定してる? だらだらやってない?

格ゲーに才能は必要なの?

  • G:
    「格闘ゲームというと、反射神経や運動神経など、努力だけではどうにもならない才能が必要なイメージがありますが、そういったものは必要でしょうか?」
  • sako:
    才能は必要無いですね。知識と根気です。
    自分のキャラクターだけじゃなくて、相手のキャラクターの知識も持っている必要があって、『この間合いだったらどの技が当たる』とか、『このキャラにはこの状態でこのコンボが決まる』とか、そういった膨大な知識を詰め込んでおかないと、どんなキャラと当たるか分からない大会だと勝てないんです。
    あとはもう、どれだけ練習するかっていう根気ですね。
    • 自分の意見・発想と完全に同じで嬉しい。
      まあ、「知識と根気も才能が必要」って反論もあるけど、しかしそれらは経験で補えます。

感想

  • プロはストイックでロジカルである。
    sakoさんがロジカルタイプってのもあるけれど、ウメハラさんもインタビューではかなりロジカル思考なので、ロジックで考えることは重要なんだと思いましたまる